カルチャーCulture

design:Kimura Design Office,Inc

February 2017 No746  .2

樂家四五〇年にわたる 一子相伝の茶碗の美

手のひらの中の宇宙

現在、京都国立近代美術館で「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」が開催されています。これは樂家四五〇年の芸術の軌跡をたどる展覧会です。織田信長、豊臣秀吉によって天下統一が図られた一六世紀の絢爛豪華な安土桃山時代に、千利休との出会いにより、樂家初代・長次郎が生み出した黒茶碗と赤茶碗──それは利休の「侘茶」の美意識が凝縮された世界。その後、樂家は常に斬新な造形美の世界を追求してきました。一子相伝で引き継がれてきた茶碗の美、物作りの精神を、十五代樂吉左衞門氏や次世代の作品にも注目し、ご紹介します。
MENU